蒔絵技法の代表格。各種蒔絵技法の中で最も歴史が古く、その原点は正倉院宝物の「金銀鈿荘唐大刀」に施された「末金鏤… 続きを読む “とぎだし-まきえ(▽研出蒔絵)”
蒔絵における表現技法のひとつ。研出蒔絵や螺鈿の装飾が施された後、葉脈や人の表情といった微細な表現を平蒔絵であら… 続きを読む “つけ-がき(▽付描)”
生漆から透漆をつくる作業。伝統的には生漆を天日に当てながら「なやし」を行う。すると生漆中に含まれていた水分が揮… 続きを読む “くろめ(▽クロメ)”
粉々にした貝。稀にそれを使った螺鈿表現のこともいう。粉にした貝は蒔絵粉のように使うことができ青、赤、緑、黄と多… 続きを読む “みじん-がい(▽微塵貝)”
蒔絵の一工程。金粉や銀粉を蒔いて漆が固まった後、上から漆をしみ込ませる。この工程によって蒔絵はさらに頑丈に固定… 続きを読む “ふん-がため(▽粉固め)”
ひっかきともいう。蒔絵を施した後、粉固めをする前に針状のもので引っ掻いて線文様を表す技法。葉脈や人の表情など細… 続きを読む “はり-がき(▽針描)”
漆芸の中ではあまり見かけることの少ない技法のひとつ。金粉や銀粉を漆に練り込んで模様を描く。金粉が大きいと描きに… 続きを読む “ねり-がき(▽練描き)”
主に薄貝螺鈿の中で用いられる。模様に切り抜いた一枚の貝をあえて割り目を入れて貼付ける技法。模様の形を崩さずに見… 続きを読む “わり-がい(▽割貝)”
貝を使って模様をあらわす、漆芸界を代表する技法の一つ。1mm程度の厚さの貝を糸鋸で切り抜き、漆面に貼付ける厚貝… 続きを読む “らでん(▽螺鈿)”
漆芸技法の代表格。漆の接着力を応用し、金・銀等の粉で絵を作り上げていく世界中で日本にしか見られない装飾技法。1… 続きを読む “まきえ(▽蒔絵)”