くじら-べら(▽鯨篦)
鯨の髭でできたヘラ。鯨の髭は繊維質の周りを樹脂質が挟む構造になっており、この樹脂部分をうまく加工するとヘラを作ることができる。鯨篦は木篦に比べ肌理が細かく、適度な硬さもあることから塗りの際に際に溜まった漆を取り除く時など、漆塗膜を傷つけずに繊細な仕事が可能となる。
カテゴリー: うるしの道具・わざ辞典
Mejirokai
鯨の髭でできたヘラ。鯨の髭は繊維質の周りを樹脂質が挟む構造になっており、この樹脂部分をうまく加工するとヘラを作ることができる。鯨篦は木篦に比べ肌理が細かく、適度な硬さもあることから塗りの際に際に溜まった漆を取り除く時など、漆塗膜を傷つけずに繊細な仕事が可能となる。