蒔絵の地塗り用の赤い漆。赤の顔料は通常弁柄。使う漆にはナヤシをかけた盛辺を10年程寝かしたものが最良と言われる… 続きを読む “え-うるし(▽絵漆)”
漆の仕事のためだけに考案された刃物。塗師屋刀ともいう。主に篦造りや、塗り刷毛の切り出しに使われる。漆の仕事には… 続きを読む “ぬし-とう(▽塗師刀)”
透明度の高い漆の総称。木地蠟漆、梨子地漆、朱合漆、素ぐろめ漆など。透漆の透けの良さが漆の善し悪しの一つの基準で… 続きを読む “すき-うるし(▽透漆)”
鯛の牙。柄をつけて持ちやすくし、金の磨きに使う。鯛の牙は小さいので十分な大きさの鯛牙を得るためには、体長1メー… 続きを読む “たい-き(▽ 鯛牙)”
漆刷毛を使ったあと油で洗って、刷毛から漆を押し出す作業。またはその時に使う固い篦(へら)。刷毛はちゃんと洗った… 続きを読む “つき-だし(▽ 突き出し)”
切り出し刀のこと。柄のついていない刃物で塗師刀では切りにくいものを切ったり雑用に使う。シンプルな刃物だが幅の違… 続きを読む “きり-だし(▽ 切り出し)”
精製された漆の一種。生漆(きうるし)に鉄を反応させて黒く染めたもので、通常、黒い漆器の色はこの蠟色漆の色である… 続きを読む “ろいろ-うるし(▽ 蠟色漆 )”
世界一薄くて丈夫な和紙。向こう側が透けて見えるほど薄いのに、簡単には破れない。表面がつるつるしていて置目用の紙… 続きを読む “がんぴ-し(▽ 雁皮紙)”
一酸化鉛の一種。油を硬化させる働きがあり乾性油をつくる時に使う。できた乾性油を顔料と混ぜ合わせて絵を描いたもの… 続きを読む “みつだ-そう(▽ 密陀僧 )”
ドアの引手。特に明治~大正時代の洋館に見られる陶製の丸いドアノブ。手で握る丸い部分を下にして色漆をぐりぐりと練… 続きを読む “どあ-のぶ(▽ドアノブ)”