漆芸教室

めじろ会では、月に2回、漆芸教室を開催しています。はじめてのかたは入門講座として金継ぎを学び、その後は個々の希望にあわせて乾漆やを髹漆(きゅうしつ)、蒔絵などの作品づくりに取り組んでいます。

金継ぎ
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欠けたり割れたりしたうつわを漆で接合し、金粉を蒔いてなおす、日本独自の修復方法です。繕った部分をあえて継ぎ目として残すことで、うつわに新しい景色が生まれ、割れる前とは違った趣を愉しむことができます。金継ぎは、小さな箇所の修復で、下地から上塗り、金蒔きまで、漆芸に必要な技法がひととおり学べるため、めじろ会では入門講座として皆さんに体験していただくことにしています。
乾漆
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乾漆とは、麻布を漆で張り重ねてかたちをつくる技法で、有名な興福寺の阿修羅像などにもつかわれています。定型の木地に漆を塗るよりも有機的でやわらかいフォルムの作品を手軽につくることができます。
髹漆(きゅうしつ)
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髹漆は、篦(へら)や刷子(はけ)を使って器物に漆を塗ることをいいます。めじろ会では、酒器や棗(なつめ)など、それぞれが自分のつくりたいものの木地を発注し、さまざまな蒔絵の技法を学びながら、作品づくりに取り組んでいます。

※めじろ会漆芸教室は、現在定員いっぱいのため、新規生徒募集を行っておりません。募集時は随時本サイトで告知を行いますので、よろしくお願いいたします。

 

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