とぎ-ずみ(▽研炭)

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漆塗膜を研ぐ専用の炭。木の種類で様々に分類される。朴炭は朴の木を焼いたもので、硬くて形を作るのに適している。駿河炭は桐を焼いた炭で比較的柔らかくて傷が入りにくい。蠟色炭は、チシャやサルスベリなど肌理の細かい木を焼いたもので蠟色仕上げの際、傷消しに効果的。椿炭は金蒔絵の研ぎ出しに力を発揮する。どの炭も焼き方次第でピンからキリまであるため良い研炭を作るには熟練の技術が求められる。現在、手練の炭焼き師は全国で一人しかいないとか。