2013年8月11日(土):Fab9会場見学!

FabLab KamakuraのFabマスター、田中先生ご夫妻とはじめてお会いし、そのご協力のもと、3Dプリンタなどの最新技術と漆を融合したFabプロジェクトを始動したのが2013年のはじめ。今回、およそ半年ぶりにFabLab Kamakuraにお邪魔し、めじろ会で取り組んできたプロジェクトの進捗報告をしてきました。(Fabプロジェクトに関する過去の記事はこちらから)

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こちらは、工程手板(こうていていた)と呼ばれるもの。3Dプリンタで出力した状態から、下地をつくり、塗りや研ぎを重ねていくことで、素材がどう変化していくかをひとめで分かるようにした見本です。裏面には手書きでそれぞれの工程の説明が書いてあります。今回は試作ということで、右から「素地」「整形」「地付け」「地研ぎ」「下塗り」「下塗り研ぎ」「上塗り」の7工程。もっと細かく丁寧に仕事をする場合は、30〜40工程になることもあります。

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お預かりしていた作品も無事完成。レーザーカッターを使って目盛りを彫り込んだお皿には拭き漆をしてみました。とってもきれいな色が出ているのはもちろん、表面が漆で覆われているので、水分の多いものを載せたり、多少手荒に扱ったりしても大丈夫。こちらはしばらく使っていただいて、表情の変化を見ることに。3Dプリンタで出力した不思議なかたちの器も、樹脂でできているとはわからないくらい、しっとりとした感触に仕上がりました。

さて、ひさびさにFabLabにお邪魔したのは、長らくめじろ会でお借りしていた3Dプリンタを、あるイベントで使うために、お返しするためでもありました。そのイベントとは、8月21日(水)から27日(火)にかけて鎌倉で開催される、第9回世界ファブラボ会議・通称Fab9。世界のファブラボ関係者が一堂に会すこの会議、これまでも世界各国で行われてきましたが、日本で開かれるのは、これが最初で最後といわれています。その主催者となるのが、田中先生率いる慶應義塾大学SFC研究所ソーシャルファブリケーションラボの皆さん。なんとこのたび、田中先生のご厚意により、直前準備中のFab9の会場の一部を見学させていただくことができました。

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ここがFab9で行われるワークショップの会場。数百人の参加者を収容でき、さらに大きな機械音を出しても迷惑にならない場所を探すのに大変苦労された結果、いまは使われていない、レンガづくりの倉庫を選ばれたそう。なんだかよくわからない、へんてこなものが所狭しと並んでいるようすは、秘密基地みたいでわくわくします。準備にいそしむ学生さんたちも楽しそう。

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壊れた信号機やサンタさん、いったい何に使われるのでしょうか。

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こちらには、ミシンやPCが並んでいます。よく見ると相当の年代物も。

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なかなか目にすることのない、3Dスキャナや巨大レーザーカッターもありました。マネキンにたくさんの腕がついているロボットみたいなものは、もしかして…?

世界中からファブリケーションの未来を担う著名人が集まるFab9のシンポジウムには、一般の人や学生も参加できます。申し込みはこちらから!(追記:一般のチケットは売り切れたようです。学生のかたはぜひ!)シンポジウム当日のようすなどは、めじろ会のブログでも紹介する予定です。

開催を目前に控え、大変お忙しいなかご対応くださった田中先生、そして慶應義塾大学SFC研究所ソーシャルファブリケーションラボの皆さん、本当にありがとうございました。