つく(▽ツク)

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左の写真にあるきのこのような物体は「ツク」と呼ばれる持ち手を付けた棗(なつめ)。ツクを使うと、器が持ちやすくなり、外側にも難なく漆を塗ることができる。木製の柄の先に特殊な樹脂がついているだけの単純なつくりで、使い方もシンプル。樹脂部分をライターなどで炙って樹脂が柔らかくなったところで、器に軽く押し付ける。熱のかけ具合や押し付ける力など、意外と加減が難しい。